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Customer Story

品質重視のデータ ガバナンスによる 保険ビジネス プロセスの最適化

概要

30 年近くにわたり、Precisely はこの Fortune 100 企業に入る相 互生命保険会社 (以下、A 社) と提携し、同社の重要なビジネス データの品質確保に努めてきました。Precisely のソリューショ ンは、業績管理合計や収益認識などの業務に関する重要なビジ ネス データの整合性を検証するために、企業全体において数え切 れないほど多くのシステムおよびプロセスで使用されています。

2014 年、A 社は最先端の投資データ ハブを構築する新たな取り 組みを開始しました。カストディアン、参照データ ベンダー、 サブアドバイザリー アセット マネージャーといった外部のサ ードパーティ ソースから受領するデータを保護し、その品質を 高めるために、Precisely のソリューションを導入しました。外 部データは、投資勘定、ディール配分、データ ウェアハウス、 最終的な総勘定元帳などの重要なシステムに入力されるため、 外部データの品質は最も重視すべき要素でした。

A 社は、重要とはいえ、データ品質はデータ管理の方程式を構 成する 1 つの要素に過ぎないことに気付きました。そこで、新 しい企業データ管理戦略の合理化、新しい投資データ ハブの最 適化、正確な保管勘定の調整、ROI の最大化を図るためには、 企業データ ガバナンスが必要であることを認識しました。

課題

最高データ責任者 (CDO) の指揮の下、A 社は企業全体でデー タ ガバナンス ツール、ポリシー、プロセスを確立し、導入す るための積極的な計画を立案しました。手始めに、データ品質 戦略の一環として導入されたコントロールに加え、ビジネス用 語集を作成し、メタデータ、データ オーナーシップ、定義、 ビジネス属性ポリシーをスプレッドシートにまとめました。A 社には、Salesforce に統合されたスプレッドシート ツールで管 理されるシステム全体のデータ リネージを事業部単位で理解 するという重要なニーズもありました。