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データ ガバナンスの基礎: 基本へ立ち返り、進化するアナリティクス・AI エコシステムを支える

基本にもう一度立ち返り、アナリティクスと AI エコシステムを本当に支えられるデータガバナンスを実現するために、eBook『データ ガバナンスの基礎』をぜひお読みください。

現在、多くの企業ではすでにデータ ガバナンスのフレームワークが導入されています。しかし、数年前には機能していたガバナンスの仕組みが、データドリブンで AI を活用した今日の世界では通用しないことに気付き始めた企業は少なくありません。BI やイノベーション、自動化の推進によってデータとアナリティクスへの依存度が高まる今、ガバナンスプログラムも進化し、具体的な成果を生み出すことが求められます。特に AI の取り組みでは、その重要性がさらに高まります。不完全でバイアスのかかったデータや、明確に定義されていないデータで学習させたモデルを使用すると、出力の信頼性が低くなり、企業を倫理面や規制面のリスクにさらしかねません。

強力なデータ ガバナンスがあれば、アナリティクスと AI システムの両方を支えるデータが、正確で整合性があり、透明性の高いものになります。その結果、経営陣は、データから得られる知見を信頼できるようになります。成熟したプログラムを使用しているとしても、基本に立ち返ることには大きな意義があります。例えば、「適切なデータを使用しているか」、「そのデータの品質を信頼できるか」といった問いにはっきりと答えられるでしょうか。こうした基本的な問いから、現在使用しているガバナンスフレームワークが今日の課題に最適化されているかどうかが見えてきます。右の 6 つの問いは、自社のアプローチを評価し、強化するための実践的な手がかりとなります。データのエコシステムや業務のニーズが変化しても、ガバナンスプログラムが継続的に価値を発揮できるようになるのです。

データ ガバナンス プログラムの成熟度を見極める 6 つの重要な問い

  • このデータにはどのような意味があるか?
  • このデータは信頼できるか?
  • このデータはどのように見つけられるか?
  • このデータの出どころはどこか?
  • その意味を全員が同じように捉えているか?
  • 誰に聞けばよいか?

詳細については、この eBook をご覧ください。

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データ ガバナンスの基礎: 基本へ立ち返り、進化するアナリティクス・AI エコシステムを支える

6 Key questions to help identify the strength of your data governance program

 

Why is this data important?

Does it mean the same thing to everyone?

Where does the data come from?

Can I trust it?

How do I find it?

Who do I ask?

このデータはなぜ重要か?

ガバナンスフレームワークがどれほど確立されているとしても、本当に重要なデータに焦点を当てているかどうかを見直すことには大きな価値があります。社内のすべてのデータに、同じだけの注意を払う必要はありません。効果的なデータ ガバナンスの第一歩、そして継続的な改善の鍵は、本当に重要なデータを見極めることです。本当に重要なデータとは、企業の施策を牽引するデータや KPI の達成を支えるデータであり、個人を特定できる情報 (PII) も含まれます。

影響度の高いデータにガバナンスを集中させることで、正確なレポートを作成し、信頼できる知見を得るための基盤が築かれます。これにより、データが成果にどう貢献しているかを明確に示し、その価値を自信をもって証明できるようになります。すべてのデータセットに対して満遍なくガバナンスを行おうとすると、運用が複雑になるだけで、意味のある成果には結びつきません。

重要なデータに対する強力なガバナンスは、セキュリティとコンプライアンスの向上にもつながります。機密データがどこに保管されていて、誰に使用され、システム間をどのように移動しているかを把握することで、保護やアクセスに関する適切なポリシーを策定し、実施できるようになります。また、重要な意思決定の根拠となる指標の正確性、整合性、完全性も保証されます。

AI の登場によって、この課題はいっそう複雑になりました。企業が AI や機械学習モデルへの依存を強めるにつれ、それらのモデルに供給されるデータに対しても、従来のデータソースと同様、慎重にガバナンスを実施する必要があります。モデルとそれを支えるデータは常に進化しています。明確な監視体制がなければ、データ品質や意味が少し変わるだけで、モデルの性能や信頼性、企業にとっての価値を徐々に損なってしまうおそれがあります。

だからこそ、焦点を絞り直したガバナンス戦略を実施することで、本当に価値のあるデータを管理できるようになります。成果を生み出し、AI モデルを支えるデータを優先的に管理することで、企業はリスクを抑え、責任の所在を明らかにし、自社データの価値に対する長期的な信頼を確立できるのです。

その意味を全員が同じように捉えているか?

ガバナンスプログラムが十分に整っていても、人によってデータの解釈が異なることがあります。例えば、マーケティングアナリストはデータを顧客の行動パターンと捉えるのに対し、データベースエンジニアはフィールドやテーブルとして捉えるかもしれません。役員は、成果や KPI との関係に着目します。こうした視点の違い自体は自然なものですが、共通理解がなければ、軋轢や混乱が生じ、結果に整合性がなくなります。

業務部門と技術部門の間で、データに対する認識のずれが発生する場合があります。技術部門はソースや変換処理に着目する一方で、業務部門は意味やコンテキストを重視します。この溝を埋めるのがビジネス用語集です。この用語集を使用すれば、企業全体でデータに関する言葉の意味を定め、用語を整理することができるため、誰もが同じ定義に従って用語を使えるようになります。また、同義語や用語の揺らぎを記録することで、レポートやシステム間での混乱を防ぐのにも役立ちます。

適切に管理された用語集は、技術的な正確性と業務上の文脈をつなぐものとなります。定義をデータの所有者、ポリシー、データ品質ルールと結びつけることで、何についてのデータであるかだけでなく、どのように、またなぜ使われているかも理解できるようになります。時間の経過とともに、用語集は業務の変化に合わせて進化し、意味の変化やプロセス間のつながりを反映したものになる必要があります。

マスターデータ管理 (MDM) を導入すると、顧客データ・製品データ・位置データといった主な分野のデータをシステム間で同期させることで、この整合性をさらに推進できます。これにより、共通の定義は、「誰もが信頼できる統一された記録」として確立されます。ガバナンスと MDM を組み合わせて運用することで、データの保管場所や使われ方に関わらず、一貫した定義を維持できます。

データ ガバナンス プログラムの質を向上させている企業にとって、この整合性はいっそう重要になります。モデルやアナリティクスが安定して動作するには、明確に定義された、正確で同期済みのデータが欠かせません。ビジネス用語の定義が曖昧であったり、システム間の整合性が取れていなかったりすると、その不整合はそのまま AI モデルに流れ込み、出力にバイアスがかかったり、信頼性が下がったりする結果になります。ガバナンス、ビジネス用語集、MDM を適切に組み合わせることで、人と AI システムの双方を支える、信頼性の高いデータ基盤を築けます。

データを見つけられるか?

ガバナンスフレームワークがどれほど高度になっても、多くの企業はいまだに、自社のデータを見つけ、理解することに苦労しています。データが存在することを知っているのと、そのデータが何を意味し、どこから来て、目的に合ったものなのかどうかを理解していることは、必ずしも同じではありません。

そこで重要になるのが、データディスカバリーです。データカタログは、企業のデータ資産を一元的に管理するための台帳のようなものです。データカタログを使用すれば、どのようなデータが存在するのか、それがどこに保管されているのか、そして業務プロセスとどのようにつながっているのかがわかります。また、データの定義、所有権、品質スコア、系統といった重要なコンテキスト情報が得られるため、利用者はそのデータセットが自分のニーズに合うかどうかを判断できます。

データマーケットプレイスはデータディスカバリをさらに発展させるための仕組みで、これを利用することによって、厳選された高品質なデータセットを簡単に見つけて利用できるようになります。これにより、ガバナンスと統制を維持しながら、信頼できるデータを企業全体で共有・再利用できます。カタログとマーケットプレイスを組み合わせることで、データディスカバリーをより迅速かつ直感的に行えるようになります。

最新のデータ ディスカバリー ツールでは、自然言語検索によって、データの特定作業がさらにシンプルになっています。例えば、「EMEA における顧客の解約データを見せて」や「売上予測データの出どころを教えて」のように、人と会話するような感覚で質問できます。AI によって、関連性、品質、利用状況に基づいてデータ資産のタグ付け、分類、ランク付けが自動的に行われるため、必要なデータをより見つけやすくなります。

データを見つけられても、それで終わりではありません。データを信頼するには、そのコンテキストや目的まで理解する必要があります。その際に重要なのが、メタデータの整理と定義付けです。ガバナンスによって、すべてのデータセットが、その意味、業務上の定義、データの品質評価基準と関連付けられます。その結果、ユーザーがカタログやマーケットプレイスで見つけたデータは、正確かつ最新で、企業の目標に沿ったものになります。

誰に聞けばよいか?

データ ガバナンスが成熟すると、責任の所在が重要になります。つまり、そのデータの所有者は誰で、誰がそれについて責任を負うのかということです。多くの企業では、今でも「データのことなら IT 部門に聞けばよい」という考え方が一般的です。しかし、IT 部門がデータセットすべての業務上の意味や品質基準、ポリシーの判断を一手に担うことはできません。責任の所在が曖昧なままでは、質問しても回答が得られず、プロジェクトは停滞し、データへの信頼が失われていきます。

だからこそ、データの所有権は、常に効果的なガバナンスの基本原則であり続けなければなりません。データの所有権とは、データを企業全体でどのように利用して管理し、その価値を評価するのかについて、責任の所在を定めるものです。

データ ガバナンス プログラムを機能させるには、次の 3 つの役割が連携する必要があります。

  • データ所有者は、データの業務利用に対する責任を負います。定義、ポリシー、アクセスに関する最終判断を行い、データが戦略目標やコンプライアンス要件に沿って活用されるようにします。
  • データスチュワードは、データ品質とコンプライアンスを維持します。業務ルールを適用し、利用状況を監視しながら、システム全体でのデータの正確性と整合性を確保します。
  • データ管理者は、技術面を管理します。データの保存、移動、保護に加え、それらデータの基盤となるシステムの保守を行います。

これら 3 つの役割が連携することで、責任の連鎖が途切れることなくつながります。所有者が方針を決め、スチュワードが品質を守り、管理者がセキュリティと可用性を確保するのです。用語集、カタログ、系統の表示といったガバナンスツールを使えば、こうした責任の所在が可視化されます。データの利用者は、誰に聞けばよいのかと迷う必要がなくなり、どのデータセットを誰が所有し、誰がルールを適用し、その意味や利用方法について誰が答えられるのかを正確に把握できるようになります。

Precisely が選ばれる理由

データ ガバナンス プログラムを新たに立ち上げる場合でも、既存の取り組みをさらに強化する場合でも、Precisely は、ガバナンスを相互につながった、AI 活用に対応した仕組みへと変え、具体的な事業成果を生み出せるよう支援します。

Precisely は、データ完全性のグローバルリーダーとして、Fortune 100 の 95 社を含む 100 か国以上の 12,000 社のお客様が、データの正確性と一貫性を確保できるよう支援しています。Precisely のデータ ガバナンス ソリューションを活用すれば、業務での活用を第一に考えたフレームワークを構築し、強化できます。このフレームワークにより、企業は最も重要なデータを、これまで以上に高い透明性と効率で見つけ、理解し、管理できるようになります。

Precisely Data Integrity Suite の一部である AI 駆動のデータ ガバナンス サービスを使えば、業務部門でも使いやすい SaaS ベースのフレームワークによって、ガバナンス施策を構築・強化できます。各チームは、全社にわたって重要なデータを発見し、信頼し、活用できるようになります。しかも、導入は迅速で、設定も直感的です。このサービスには柔軟なメタモデルが備わっており、これによって導入が加速し、多様なユースケースに対応できます。

このサービスは、Data Integrity Foundation を通じて、データ クオリティやデータ オブザーバビリティといった Data Integrity Suite の他のサービスとシームレスに連携できるため、データの健全性と信頼性を一元的に把握するのに役立ちます。さらに、メタデータの自動収集に加え、AI と機械学習に基づくタグ付け、分類、関係性のマッピングにより、チーム全体の生産性とコラボレーションが促進されます。

Precisely なら、データ ガバナンスの取り組みがどの段階にある企業でも、データへの信頼を高め、責任の所在を明確にし、データが持つ価値を最大限に引き出せます。その結果、データ完全性の実現に向けた統合的で拡張性の高い道筋が整います。これにより、リスクを最小限に抑え、知見を高め、AI システムの成功に欠かせない信頼できるデータを供給できるようになるのです。

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