ホワイトペーパー

ビジネス成否を決める「基幹業務の自動化」“成果拡大”につなげるには?

現在のビジネスに求められる「アジリティ」とは

今後のビジネスの鍵を握るのはアジリティ(機敏性)だ。企業の経営者は「素早く動かなければ生き残れない」と考えるようになっている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック (世界的大流行)を受け、ビジネスのデジタル化が加速化し、アジリティの重要性はますます高まった。アジリティを可能にする要素の一つが、業務の自動化だ。

データ統合ツールベンダーのPreciselyは2021年、SAPシステム の自動化ツールを提供してきたベンダー Winshuttleを買収し、同 社製品群をPreciselyの製品ポートフォリオに統合した。SAPのユーザー企業向けにDXを見据えた、高度な自動化ツールを提供できる体制を整えている。

Preciselyのシニア・プロダクト・マーケティング・マネジャー を務めるアンドリュー・ヘイデン氏は、自動化についての基本的な 考え方として「自動化の目的は人件費抑制ではなく、従業員がより効率良く生産性の高い働き方ができるように支援するツールだと 捉えるべきです」と説明する。そうした目的を前提にして、SAPの システムにおいても自動化を取り入れていく必要がある。一方でヘイデンは、SAPのユーザー企業は自動化になかなか着手できておらず、進捗(しんちょく)が遅れていると指摘する。

 

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